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コラム

腱板損傷でお悩み方への対処方法。

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こんにちは。

カロプラクティックテミス鶴ヶ峰整体院の佐藤です。

本日はご来院された患者さんによく頂く質問にお答えしていこうと思います。

先日、腱板損傷でご来院頂いた患者さんからの質問です。

腱板損傷と病院で診断されました。
MRIでも腱板がしっかりと切れていて、夜も痛みが強くて眠ることができません。
横になると余計痛みが強くなるので、椅子で座って寝ているせいか熟睡もできずに困っています。
温めると痛みが若干和らぐので、ホッカイロで温めているのですがこれは冷やした方がいいのですか?
早く痛みが治まるアドバイスをいただければと思います。

当院でも腱板損傷の方は多くご来院されています。

よくお伝えしている内容としては3つございます。

ポイント1

温めないこと。
肩周囲のインナーマッスルが損傷しているということは、当然患部には炎症反応がございます。
炎症部位を温め過ぎると、何が起こるのか?
そこには熱の貯留が起こり始めます。
熱が貯留し始めますと、筋膜や筋繊維、また腱といわれる繊維が熱により変性を起こしやすくなります。
これらの組織はたんぱく質といって、非常に熱に弱い組織で構成されています。
熱変性を起こした組織は回復起点を取りにくく、
結果いつまでも損傷部位が回復しないという状態になりかねません。

ポイント2

しっかり冷却すること。
腱板損傷で最も重要なポイントでもあります。
冷却といってもいろいろありますが、基本は「氷」を使用した冷却です。
氷嚢を使用し、患部に直接あててください。
寒い冬などはくれぐれも室内温度を高め、患部以外を冷やさないように注意してくださいませ。
炎症が強く、夜も痛みが強い場合などは患部の氷が解けるまで当てるように対処してください。

ポイント3

ストレッチをし過ぎないこと。
腱板損傷で痛めた筋肉、筋膜及び腱は全て繊維です。
切れていたり、損傷した繊維にストレッチをかけると繊維がさらに引き裂かれる状態となります。
さけるチーズというものがありますが、イメージ的にはあのような感じです。
このような時はあまりストレッチはしないように心掛けましょう。
ある程度痛みが取れて、可動域が広がってきてから徐々にストレッチへ移行するようにしてください。

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